別作家による『ミレニアム』シリーズ、続投へ
2015年10月14日、原作者とは別の作家による『ミレニアム』シリーズの続編がさらに出版されるという発表があった。
ダヴィド・ラーゲルクランツの筆による『ミレニアム4』は2015年8月27日に出版されたが、同様に『ミレニアム5』は2017年に、『ミレニアム6』は2019年に発表される予定らしい。
出版社 Norstedts のページ:
David Lagercrantz skriver vidare på Millenniumserien - Norstedts
これを報じる大衆紙エクスプレッセンのページ:
Lagercrantz skriver fler Millennium-böcker | Nöje
『ミレニアム』1~3の作者スティーグ・ラーソンは、自作の大ヒットどころか出版さえ見ずに亡くなった。
彼には長年の同棲パートナー、エヴァがいたのだが、結婚していなかったため、遺産は彼の父親と弟が引き継ぐことになった。
エヴァの反対にもかかわらず、ラーソン父子と出版社のノーシュテッツは別作家に『ミレニアム』の続編を書かせることにした。
それが2015年8月27日に発表されたラーゲルクランツの『The Girl in the Spider's Web』(英語版のタイトル)。スウェーデン語のみならず、英語、独語、仏語、スペイン語などで同時発売されている。